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行政書士試験の独学合格は可能です【独学で行政書士試験に合格するための方法】

行政書士試験に合格したいけどスクールに通わないと無理なのだろうか、でも通い詰める時間もないし、それなりにお金もかかるし・・・どうやってコスパ高く学習したらいいのだろうか・・・

このようにお考えの方に対して私の体験談をもとにお話しします。


【内容】
1.行政書士試験の独学合格は可能です
2.学習期間は4か月あれば勝負できます

私は2020年の行政書士試験に3か月半の独学で合格することができました。

10数年前に宅建の試験には合格しているのですが、それ以降は法律関係の勉強からは遠ざかっていました。

現在会社員ですが、リモートワークの普及などから時間的余裕が生まれたため、この時間を有効に活用し、行政書士資格をセカンドキャリアとして活用する目的から当該資格取得のための勉強に取り組みました。行政書士試験は独学での合格が可能な試験だと思います。


1.行政書士試験の独学合格は可能です

☑資格学校は本人の適性があります
行政書士試験は近年合格率が10%前後で推移しているように、難関国家試験の一つです。

「司法試験受験前の腕試し」とか「司法書士試験からの鞍替え」といった受験生もいると聞きます。

このような試験ですので、資格専門予備校に通われる人も多いかと思います。確かに資格専門予備校はこれまでに研究されたノウハウをもとに的を得た講座を展開していますので、合格には一番の近道だと思います(私自身もYouTubeで無料視聴できる講座を拝見したことがありますが、教え方やまとめ方はさすがに工夫されていると思いました)。

ですので、時間的な余裕や金銭的な余裕がある方は、資格専門予備校へ通ってもいいのではないかと思いますが、やはり上記の時間的・金銭的な制約で二の足を踏んでいるかたは多いと思います(私は最初から選択の対象外でした)。

☑通信教育やDVD講座はどうなの?
そのような場合に次に考えるのが”通信教育”や”DVD講座”などの選択肢となります。

専門予備校に通うよりは、時間の制約もありませんし、金額も比較的安価になります。

また。DVD講座などはヤフオク等のオークションサイトで過年度の講座が出品されていたりしますので、このような教材を利用するものありかと思います(ただし過年度の教材は法律の改正点について自身の頭のなかで更新しながらの対応になることに注意が必要です。通信講座は最初から選択の対象外でした)。

☑とにかくコスパよく勉強したい

私は、万一不合格だったときの精神的・金銭的ダメージを最低限に抑えるため、徹底的にお金をかけないことをコンセプトとしました(このあたりはいまいち気合が欠けているのですが)。

行政書士試験を独学でコスパ良く合格したい方はこの下のリンク先情報を参考にしてみてください。
独学で行政書士試験に合格するための勉強法(低コスト重視)


カレンダー, 日付, 時間, 月, 数, 計画, 紙, プランナー, ページ


2.学習期間は4か月あれば勝負できます

行政書士の試験に合格するには一般的には600時間~1000時間が必要と言われていますが、あまり意識しなくてもいいと思います。

数年をかけて学習する場合もありますが、時間が経過するとどうしても過去の記憶が薄れていくため、それこそ徹底的に反復学習して頭の中への刷り込みが必要となります。

私は性格的に飽きやすいタイプなので、”あるコンセプト”のもと短期集中で取り組むことにしました。

☑”あるコンセプト”とは
 
それは
”「行政法」と「民法」の鬼になる👹”
です
(逆にそれ以外の科目はほぼヤマかけです)。

行政書士試験は「行政法」と「民法」の知識が重要視されています。
満点300点のうち法令科目は244点ですが、その法令科目のうち「行政法」と「民法」には188点の配点があります。
   5肢択一式  多肢選択式  記述式    合計
行政法  76点    16点    20点   112点
民法    36点     –      40点    76点
「行政法」と「民法」はかなりの配点率ですよね。

本試験ではあやふやな知識が役に立たないということは、いろいろなところでよく言われていますし、そのとおりだと思います。

ですので、「行政法」と「民法」については、何を問われても正確な答えを自信をもって言い切れるだけの知識の習得を目標にしました。

「行政法」と「民法」で満足に得点できれば、仮にそれ以外の科目の不出来で不合格になってもいいと割り切っていました。

とにかく”「行政法」と「民法」の鬼になる”ことを目標としました。

☑2020年の受験結果は・・・
行政書士試験は300点満点のうち180点とれれば合格ですが、私は186点で合格となりました。

得点の内訳は以下の通りです。
<法令科目>
〇「5肢択一式」  84点(ほとんど民法と行政法での得点です。基礎法学と憲法は0点でした。)
〇「多肢選択式」 22点
〇「記述式」   28点
<一般知識>
〇「一般知識」  52点

結果的には、法令は民法と行政法の得点で合格できたようなものでした。

一般知識問題はある程度の常識と社会性を有していれば推測できる問題が多かったと思います。

法令科目と一般知識とそれぞれに合格基準点が設けられていますが、足切りに対してはあまり気にしないでよいと思います。

法令科目については合格できる程度の知識があれば足切りにかかることはないと思います。

一般知識についてはある程度の社会生活を送っていれば現場で思考してみれば感覚的に正解を導けると思いますし、勉強してもほぼ役にたちませんしその時間がもったいないです。 

行政書士は会社員を続けながらでも副業として、また当然専業でも開業できる資格です。

大事なことは「思い立ったら行動してみること」です。

以下のリンク先に詳細を記載していますので参考にして今年度の合格を勝ち取ってください。
独学で行政書士試験に合格するための勉強法(低コスト重視)

私がどのようにして独学で行政書士試験の勉強をしてきたかをまとめています。